久しぶりのデートは、メトロポリタンオペラ。
19時半開演なので、お食事は家に帰ってから・・ということになりました。
これが出来るのも、苦労して、アッパーウエストにアパートを見つけたお陰。
眩しいほどに白く輝くオペラハウスの前の噴水、左右に掲げられた赤と青のシャガ‐ルの絵。
この日のために気合を入れておしゃれしたきた美しいマンハッタンのおばさま方。
・・といっても、私も充分おばさんなのですが、マンハッタンのおばさま方は、私よりもずっとずっと格が上です。
なんといっても、見られることを意識していて、それを楽しんでいる感じがします。
眼が合うと、最高の笑顔でほほえみかけて、
そして、一言かけてくださる。
それだけで、女性の私もコロッといってしまいそう・・・
幕前に、ゴージャスな人達に囲まれて、テラスでワインを飲みながら、お月さまを眺めました。
日常を離れ、気分はモーツアルトの時代へとつながります。
ドン・ジョバンニのお話しは、本当にどうしようもない女好きで女たらしの彼が、最後は地獄に落ちるお話。
内容がないような、あるような?
モーツアルトの時代と同じものを楽しめるなんて、ステキ!
面白いですよね。
モーツアルトの音楽に合わせてコロコロと流れる歌声の素晴らしさを心ゆくまで味わいました。
生の音楽、歌声に酔いしれた夜。
オペラ終了は夜の11時となりました。